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zoom RSS 春山の恐怖(2)

<<   作成日時 : 2012/05/07 20:35   >>

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 5月3日、雨は5時過ぎまで止まなかった。近くのテントで春山合宿をしていると思われる学生団体が1時頃起床して食当が動き出したが、先生が「行動開始を2時間遅らせる」と指示を出している。外が明るくなっても誰も行動を開始しない。
 このまま沈滞もつまらないので、天気予報(昼から晴れ)と期待を込めて蝶ヶ岳に登ってみることにする。

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 横尾から蝶ヶ岳(標高2,677m)への直登ルートは、標高差1,057mであるが、いきなりの急登で始まる。今日は練習だからアイゼンはつけないで行けるところまで行く。

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 小雨は止むこともないが、晴れ間が覗くことを信じて黙々と登り続ける。展望もなく何の楽しみもないが、赤ボロもほとんど無いのでオリエンテーリング並みのスリルはある。ちなみに下の写真のルートは間違っているようだ。蝶ヶ岳山荘に誤ルート情報が張り出されていた。山頂付近には雪が残っていない。

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 稜線に出る。雲の切れ間から槍ヶ岳方面がチラッと見える。お、教祖様の「俺は晴れ男なんだ」の神話が実話になるのか?

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 蝶ヶ岳山頂がガスの中。小雨が煙り、展望は全くなし。がっかり!

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 山頂付近。三俣登山口から登ってくるとここに出る。テン場は雪に埋まっており稜線に一張りだけ張ってある。

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 蝶ヶ岳山荘の前で昼食。ちょうど山荘の人が出てきたので話を聞く。雪の量は例年と変わりないこと、前日から悪天候であること、4月20日頃に山に入ることなどを教えてくれた。

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 瞑想の丘を通過して分岐点あたりまで戻って天候の回復を待つことにする。30分ほど我慢したが、ついに晴れ間が見えることはなく、下山を決意。

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 山荘の管理人が黙々と登山道の整備中。挨拶するとにこやかに答えていただいた。ご苦労様です。正しい登山ルートに目印が立ててある。教祖が珍しくスッテンコロリン。ちょうど○が写真撮影中だったぜ。(^^)v

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 本日のご褒美
 横尾−蝶ヶ岳ルートの標高2,100mに位置する通称「槍見台」から偶然にも槍ヶ岳がでーんと見えた。南岳から大天井岳まで見渡せる。おぉ、、、、コレが見たかった。感動の一瞬!

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 ついでだから、パノラマ加工した画像もサービスしちゃいます。

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 正面にはロッククライミングのメッカ屏風岩がガスをまとっている。教祖はあそこを登ったんだって。素直に拍手して上げよう。奥が涸沢になる。

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 テン場に戻ってきた。テントの数が3倍ぐらい増えている。おらっちのテントの周りにも雨後の筍。通路にあった雪がほとんど溶けた。
 登山靴内部に水が入って靴下もグチョグチョ。3シーズン用の革靴にしたのが失敗だったか。靴下の替えは持ってきていない。銀マットもエアマットも外に出して乾かす。ちょっと乾いた頃にまたもや雨。(T_T)
 夜半の雨は半端じゃなく、強風も吹き荒れる。ゴーという音がすごい。テントごと持っていかれそうだ。

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【春山の恐怖(弱恐】靴擦れ
 山で初めてかかと部分に靴擦れを起こした。正確には下界も含めて成人してからは
 初めての経験である。山靴は1997年から履いているから足掛け15年も履いているのに。
 3日目に一ヶ所、バンドエイド張ったらさらにもう一ヶ所増えてしまった。
 原因を想定してみるが、当たっているかどうか自信はない。
 1.靴の中に水が入ってきて、靴下が濡れた。
    3シーズンの革靴防水程度では対応できないほどの湿った雪で、靴下も
    ビチョビチョ。靴下は2枚履いていたが、3枚500円の5本指ではダメだった。
    変えの靴下もなく、最終日は濡れたままの靴下に中まで濡れた登山靴。
    
 2.アイゼン
   スノーシューズにつけない12本歯アイゼンを無理やり革靴に装着。
   かかと部分がワンタッチになっており、微調整で多少きつめに締めた。
  この圧力でかかと部分に力が加わり、靴擦れとなったか。

  ちなみに教祖様も靴擦れになったというから、1項説が有力かも。

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     ◇

 ○ : 「教祖様、明日はどうしましょう?」
 教祖:「”槍”往復はどうだ?」
 ○ :「え、そんな無理無理!」
 教祖:「大曲までは?」
 ○ :「大丈夫です」
 教祖:「俺は昔ね、バカなことをやったんだよ」
 ○ :「今でも、バカじゃないですか」バキッ!!☆/(x_x)
 教祖:「槍沢キャンプ場(ババ平)で酒がなくなって、
     深夜にこの横尾山荘まで酒を買いに来たんだよ。
     で、管理人を起こして酒を買って帰ったんだ」
 ○ :「それ、あり得ませんよ、だって片道2時間はかかるっしょ?」
 教祖:「明日は明日の風が吹かぁ、雨だったら帰ろうか?」
 ○:「ははぁ」m(__)m
   
                            (つづく)

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
靴ずれ痛そう〜
靴も靴下も濡れるとつらいですね。
気温が下がり過ぎなくて良かったですー。
雪を纏った槍ヶ岳、迫力ありますね!いいな〜♪
たまねこ
2012/05/08 21:08
>たまねこさん
 靴擦れ、やっと痛くなくなりました。恥ずかしい。
 槍はカッコ良かったです。
 たまねこさんも蝶を予定していたんですね。残念!
 でも、5月の蝶は楽に登れることが解りましたヨ。

2012/05/08 23:40
○さん、こんばんは。
靴下は薄めのほうがいいと思います。
以下は個人的見解ですので参考にならないかも。
靴の中で足がずれると安定感に欠けるし、靴擦れになります。
厚手の靴下を着用すると、どうしても中で足が遊びます。
遊ばないように紐を強く締めると血行が圧迫されて凍傷になります。
足にぴったり合った靴にして、靴下はビジネスソックス一枚にします。
靴にあたる箇所があれば、押し出し修正します。


nn0027
2012/05/09 00:09
○さん、こんばんは。

槍ヶ岳はカッコイイですねえ。
見ることができてよかったです。ぱちぱち。

マメは濡れのせいかもしれませんね。
ナスさんの意見が正解かどうかはわかりませんが、
ぼく自身、ぴったりした靴が好きで、
冬以外は薄手の街用ソックス1枚です。
(松ちゃんにいつも笑われています)
ただ冬山はちょっと考えどころですが…。
momomo
2012/05/09 01:07
こんにちは〜始めまして
行きずりの立ち寄りですいませ〜ん
靴ずれについてですが
私も数年前にまったく同じような経験をしました
なんで今更靴ずれかい・・・と
そこで判明したことは
比較的新しいアイス用の足首の柔らかい靴だったこともあるが
私が考えるに
靴の中で足は躍ってることも判ったことです
つまり、靴の中では常に足と靴下と靴は別々の動きをしている
私はアイス用の強力なアイゼンを使用し山を駆け下りてきた時だったので
アイゼンのストッパーの効きと歩行スピードのアンマッチだと判りました
山に慣れてしまったというかベテランの人達が起こしやすいちょっとしたエラーだと思います
最近は靴下も薄手のビジネス用を使用する人もたくさんいるようですが
私は冬山には中厚2枚使用しています
今どき2枚はないだろうと思われがちですが冬山では命がかかっています
からね。
山と俺と
2012/05/09 08:36
>nn0027さん
 薄手の靴下は○にはちょっと無理っぽいです。
 足いっつも冷たいし。冬は特に冷たいんです。
 だから、冬は2重(インナー)靴なんです。

 たしかに、厚い靴下だと靴下がずれますね。
 今回も2度ほど靴紐をほどいて履き直しました。

 ビジネスソックスはちょっと・・・・。
 靴の何処に当たるかは良くわかりませんが、17年もこれで来たんですよね。
 コメントありがとうございます。

2012/05/09 22:41
>momomoさん
 残雪の槍ヶ岳、良かったです。
 momomoさんの薄手の靴下ですか。
 僕はぴったりした靴はあまり好きではありません。
 でもゴローの親父さんが、これでいいはずだ!って。

2012/05/09 22:43
>山と俺と さん
 コメントありがとうございます。
 柔らかい靴とアイゼンの相性って説ですよね。当たっているかもしれません。私も初めての組み合わせでしたし、靴擦れした方だけ微調整でストッパーをきつく締めたんです。歩いている時からすごく違和感がありましたので靴の中でかかとをウロウロさせていました。
 靴下は薄手の五本指と厚手のごく普通の登山用靴下の2枚です。冬はこれでも足が冷たくて靴下用の貼るホカロンを使ったりもします。

 今後共よろしくお願いいたします。

2012/05/09 22:48
○さん、こんにちは、
槍様だーーー!!かっこいい!!!!
槍ヶ岳が見えるとテンションが上がります!
蝶までがんばったご褒美ですね〜
何年も履いている靴でも靴ずれすることがあるんですね。
私は夏でもウールの超厚手の靴下ですが、みなさん薄手を履いている人も多いんですね。
Yume
2012/05/11 07:35
>Yumeさん
 やっぱ、槍様はどっからみてもカッコイイですよね。これで標高が日本一だったら、どんなことになっているでしょう。蝶からの展望(穂高〜槍)は見飽きることはないですけどね。見えませんでした。(T_T)

 成人して初めて靴擦れを経験してしまいました。
 こればっかりは個人の相性問題ですから。

2012/05/12 10:43

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