拝啓 十五の君へ

 この本(福蔵さん推薦)の題名は「くちびるに歌を」だが、内容はNHK全国学校音楽コンクール長崎大会に出場する中学生の物語である。巻末の協力というところに若松中学校の名前が出てくるからモデルは上五島にある若松中学校と思われる。


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 2008年NHK全国学校音楽コンクールの課題曲である「手紙~拝啓15の君へ~」はアンジェラ・アキの大ヒット曲となった。○もテレビに釘付けになって観た記憶がある。
 NHKの放送が先かもしれないが、放送では味わうことのできなかった離島からの地方大会への参加という点が微笑ましい。全国大会に行くのは厳しい環境だったしね。

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 島の中学3年生といえばの高校以降の将来を島に残るか島を出るのか決断するのに悩む時期だと思う。
 女性三部合唱から混成三部合唱に構成を変えること、わずか3ヶ月の練習でレベルが急激に上がることなどは期待できないが、精一杯の青春を感じる。

 主人公の一人である桑原の家庭環境(自閉症の兄の面倒を見る)や仲村の家庭環境(両親が離婚)が入り混じって深く吸い込まれていく。コンクール会場に兄が入れなくて、ステージでは弟が合唱をするシーンあたりから目が潤んでくる。

 それにしても、長崎弁(ていうとじゃろ?)が出てくるのがうれしか。
 手始めに、
「よかよか」
「なんばしよると?」
「おらんばい」
「これ、どがんしたと?」
「なんばいいよっとですか?」
「昔はこがん好かれとったとに」
「すーすーすっ」
「そがんこといいよると」
「ざーま、昔のことばい」
「こっとっと?」

 究極・・・・「」 九州の人間しかわかるまい (^^)v

さらーに、「みんのみんにみじょかもんばしとるねぇ」ここまで来ると五島人しかわからとばい。(笑)

「ざぁーま、よかったばい」 ★★★★

(内容紹介文)
長崎県五島列島のある中学合唱部が物語の舞台。合唱部顧問の松山先生は産休に入るため、中学時代の同級生で東京の音大に進んだ、元神童で自称ニートの美しすぎる臨時教員・柏木に、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する。
それまでは、女子合唱部員しかいなかったが、美人の柏木先生に魅せられ、男子生徒が多数入部。ほどなくして練習にまじめに打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化する。夏のNコン(NHK全国学校音楽コンクール)県大会出場に向け、女子は、これまで通りの女子のみでのエントリーを強く望んだが、柏木先生は、男子との混声での出場を決めてしまう。
一方で、柏木先生は、Nコンの課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう、部員たちに宿題を課していた。提出は義務づけていなかったこともあり、彼らの書いた手紙には、誰にもいえない、等身大の秘密が綴られていた--。

最後に、この歌を載せます。どうぞ皆さんも一人で口ずさんでください。
著作権回避のためにベタ打ちして画像化してあります。

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この記事へのコメント

momomo
2012年08月23日 03:17
○さん、こんばんは。

読んでみたい本ですね。
この歳になったからこそ、
あらためて青春に思いをはせるのもいいかも。

この歌を久しぶりに聴こうと思ってYOUTUBEを見ていたら、
女性自衛官がこの歌を歌っている映像を発見。
とってもかわいい女性でした。
レン
2012年08月23日 09:01
胸に染み入る詩ですね。
15歳のとき、何していたっけ。。。
と思うと、あまり悩んだり苦しんだりしていなかった
ような気がしますが、色々一所懸命だったみたいです。
若いっていいな、青春っていいなと思います。
よしえ
2012年08月23日 14:17
わたしも先月、この本を読みました。五島の風景のなかで生きている中学生(先生も)が目に浮かぶようで、素敵な小説でした。合唱は地味に思われがちですが、ナマで聞く歌声は美しく、気高さを感じますね。
たまねこ
2012年08月23日 20:13
「つ」分かりますよ~(^_^)v
○さんの地元でも言うんですか?うちの近所だけかと思ってました~
この本読んでみたいです!図書館行こうかな。
2012年08月23日 23:42
>momomoさん
 この歳にならなくとも、読んでみてください。いい本です。
 Nコンで見ましたけど、学校によって表現が全て違うんですよね。
 テレビ見ながら涙ボロボロでしたもん。
2012年08月23日 23:43
>レンさん
 ○にとっては遥か40年前ですが、こういった青春もよかったんだろうなって思います。
 毎日が帰宅部でした。
2012年08月23日 23:44
>よしえさん
 ねぇ、いい本ですよね。
 合唱する人でも、腹筋やったりすごいトレーニングするんだと初めてしりました。
 生で聴けば感動100倍でしょうね。
2012年08月23日 23:46
>たまねこさん
 お勧めです。「つ」がわかる人は「つう」です。(^^)v
 最後の方は電車の中で読んではダメです。ううう。
 気軽に読めますからどうぞ。