山岳ホラー

 本のタイトルを見つけたとき「お、新しい山岳小説だな」と思い、嬉々としてポチッと押した。表紙の絵を見て、益々期待度は高まるばかり。標高2800mで何かが起きるのかなとわくわく。

 目次を見て・・・・あれ? もしかして短編?
 ・モーレン小屋
 ・屍山
 ・渓にて
 ・霧が晴れたら
 ・標高二八〇〇米
 ・最終電車
 ・夜よりも暗い影
 ・リセット

画像


 各編に共通性は見出せない(のは私だけだった?)し、山岳小説にはかな~り物足りない内容。しかも、現実にはありそうもないホラーの塊。ホラーが好きな人はのめり込むかも。真っ暗な山小屋でお話するには十分すぎる話題であることは間違いない。

 最後のほうで分かるのだが、どうやら東日本大震災による原発被害の恐さを訴えたかったようです。

 ところで、北岳の標高。○の頭の中では3,192mと書き換えられない情報となってこびりついているが、この本では3,193mとなっている。あれ?いつの間に北岳の標高が高くなったの?
 ググッてみたら、2004年10月15日(金)に国土地理院発表の記事に到達した。
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 国土地理院は、北岳の山頂部の標高を現地で測量しました。その結果、この地点の標高が3,193mであることを確認しました。
 これまで国土地理院が公表している「日本の山岳標高一覧(1003山)」では、三等三角点「白根岳」の高さ3,192mを北岳の最高地点としてきましたが、今回の測量で三角点より南南西の方向約28m離れた岩盤上に、約80cm高い地点があることを確認し、この地点を最高標高値とすることとしました。
 また、国土地理院ホームページ上の「日本の主な山岳標高 -日本の山岳標高一覧(1003山)-」において、北岳の標高値を3,193mに改定し、今後、2万5千分1地形図「仙丈ヶ岳」にこの地点と最高値を表示します。
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 だってサ。
脳内の北岳データを書き換えなくっちゃ。それ!ビビビッ

★ 好みによるでしょうが・・・


(内容紹介)
標高3193メートルの南アルプス北岳山頂――高山病に罹ったらしい小学5年生の息子・涼が訴えた頭痛で、早めの下山を決意した滝川。高度が下がるたびに、行き交う登山者たちの口から発せられる「携帯電話不通」「相棒クライマー行方不明」という言葉。そして、まるでデポされたかのように置き残された登山用具、無人状態のテントと山小屋……。標高2800メートル以下で、立て続けに起こる怪異現象に父子は? アウトドアホラーの傑作!


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この記事へのコメント

momomo
2012年02月12日 00:19
○さん、こんばんは。

おっ、山のホラーだ。
でも外国のホラーは面白く読めるのですが、
日本のホラーはどうも身近で後を引いてしまうのです。
読むかどうか悩みどころ…。

新年会ではお手間おかけします。
2012年02月12日 09:59
>momomoさん
 舞台は北岳なので純日本です。
 短編なので、山以外もあるし。
 買うのははばかられるかも。
レン
2012年02月13日 13:46
アウトドアホラーですって。
そういうジャンルもできたのかしら(笑

山の高さが変わったのですね。
地殻変動でもあったのかと思いました。
2012年02月14日 00:24
>レンさん
 ○も知らないジャンルです。(^^ゞ
 
 そ、山の高さが変わったんです。困りますよね。
 近くに高いところがあったからだっていうのもちょっとねぇ。