木曽駒ヶ岳
台風が通過してから登った宝剣岳と木曽駒ヶ岳。なんとたまねこちゃんとこんちゃんに宝剣山頂でバッタリ。利尻は友を呼ぶ。一緒に木曽駒ヶ岳山頂でまったりしました。また同じ山小屋に泊まります。木曽駒利尻会の始まりです。
<ここから再編集(追記)>
昨夜の情報でロープウェイが運行中止だったと聞いてビックリ。ま、なんとかなるさと思って8時頃に菅の台バスセンターに行ってみる。係員に聞くと「今日は運行しているよ」との返事に切符を買う。山の神がどうしても空木岳に縦走したいとわがままいうので、しぶしぶの片道切符を買う。
バスもロープウェイも行列になることはなく、スイスイと標高2,600m越え。気温は9度。千畳敷カールから宝剣岳の岩峰が迫ってくる。
まだ午前中だから山荘の受付には早すぎるだろうし、ひとつ宝剣岳山頂にチャレンジ。予想以上の鎖場に悪戦苦闘し山頂へ。証拠写真を撮って鎖場を降りようとしたら昇りの一団が来たので暫く待つ。最後尾で登ってきた可愛い女性が手を振っている。誰に手を振っているだ?訝しげに見ていると、いきなり 「◯さん!」と声をかけられた。え?「もしかしてたまねこちゃん?」「なんでこんなところで出会うのよ?」、こんちゃんもすでに山頂にいて、宝剣岳の岩の上で思わぬ利尻会メンバーの再会に奇縁を感じる。
30分以上も宝剣岳山頂に滞在し、ゆっくりと下山。山荘に受付をお願いしたら「本日は地元の中学生250人が団体で満員です」とあっさり断られる。いやはや、想定外!
幸いにも頂上小屋はまだ受け入れてくれたので一安心。部屋をあてがわれた。4人を同じ部屋にしてくれるように頼んだが別々の部屋にされた。もうちょっと考慮してくれてもいいんじゃない?
4人で木曽駒ヶ岳山頂へ。
山頂でのおいしい昼食タイム。「コーヒーに紅茶、お茶はいかがですか?」
大事件! ◯のストーブ(ガスコンロの頭の部分)がおかしい。火がつかない。点いたら真っ赤な炎、半分液状の燃料が吹き出し不完全燃焼で非常に危険。壊れたみたい!
こんちゃんのストーブを見ると、◯と型番を含めて全く同型。この場では頭だけを貸してもらう。が、今晩から3日間、◯は全食自炊で食料を持参しているのに・・・・・・。
こんちゃんが自分を犠牲にして「このストーブを持って行っていですよ」との涙が出そうな申し出に感謝、感謝。ここで出会ったが神様の微笑。こんちゃん、本当にありがとうね。この御恩は一生忘れません。お墓まで持っていきます。
小屋に戻りながら、秋が訪れ始めた木曽駒ヶ岳山頂付近を散策する。チングルマ、ガンコウラン、ウサギギク、ウスユキソウなどが盛りを過ぎており、トウヤクリンドウばっかり。ウラシマツツジが紅葉しかかっている。
夕食は17:30分。自炊は2組だけ。ちょっと寂しく、焼酎を舐める雰囲気でもない。
18時過ぎに夕陽を見に行く。感動的な夕陽がドスンと落ちていった。
夜中は、寒い。布団と毛布にくるまっても寒く、フリースを着て寝た。耳が冷たく眠れない。きっと○度近くまで下がっているに違いない。6人の相部屋で殆ど眠れず。
<追記>
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この記事へのコメント
偶然の男~奇遇の男〇さんですね。
いやはやびっくりです。
天気も最高でしたね。
すごい
背景写真が紅葉ですか。
気がお早い。
でも、山はじきに紅葉するのでしょうね。
一日ずれても、一時間ずれても会えないのに、山頂でばったりなんて奇遇ですよね。驚きました!
異邦人さんとは遠山郷でばったり逢いましたし、本当に心臓が止まるかと思いましたよ。
天気はほんとうに最高でした。
背景写真は、ランダムに出てくるだけで意識したわけではないんです。気が早いですよね。
ナナカマドの実がすでに真っ赤になっています。
まあ、山に行った気分で眺めさせていただきます。
利尻の仲間と会ったり、ストーブの故障を救っていただいたり、寒くって眠れなかったり、それなりに波乱に富んでます。
まさか、9月の初旬で0度になるとは思いもしませんでした。
すごく寒かったです。今回は、本当に助かりました。
天気にも恵まれ、素晴らしい山行でした。
詳細版ではまじめな写真が掲載されますのであしからず。(笑)
まさか、この時点ではコンロに点火しないなんて思いも寄らない時点でしてねぇ。