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zoom RSS トカラ(4) 〜第3島 平島〜

<<   作成日時 : 2012/11/12 23:21   >>

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 10:00、3つめの島「平島」が見えてきます。かっこいい島です。
 平島はその名前から想像すると、平べったい島に思えますがそうではありません。断崖絶壁のすごい島です。
 平家の落人伝説が合っているように思います。

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 トカラ列島中央部に位置し、トカラに平家の落人が最初に流れ着いた地とも伝えられています。東部海岸の崖下には「平家の穴」と呼ばれる平家伝説ゆかりの洞窟があり、そのほか各所に追っ手を監視する望楼の名残とも言われる史跡も残されています。トカラ列島の中でも、昔ながらの風俗が最も守り続けられており、祭りなどもすべて旧暦で行われます。中世の世から続く元服の儀式が、今も当時の形式をほとんど変えずに行われているのは平島だけです。(ホームページから引用させていただきました)

 フェリー「としま」は接岸するとすぐにコンテナを下ろします。生活物資を運ぶ大事な役目があるんです。
 間もなく選手の下船も始まります。

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 どこの島もそうですが、波止場の岸壁には鮮やかな壁画?が描かれていて、島の特徴を一枚の絵で表現してあります。

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 平島の概要と走るコースについてシミュレーションしてみます。
 ほうほう、あの山を登る感じですね。きつそう。(^^;

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 平面図で見ると大したことないようですが、いやはやとんでもなく高低差がある難コースのようです、果たして走り続けられるのでしょうか?
 上った分は下ります。

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 タラップを降りる途中でいきなり下から声がかかりました。
 「○ちゃん、頑張って〜」とダミ声、真っ赤なうちわを振りながら叫んでいる人がいます。事前にお伝えしてあった○のトレードマークである「唐津くんちのタイ」(金魚という人が多いです(T_T))を見つけてくれたようです。
 「あれぇ、もしかしてMuraさんですかぁ?」とがっちり握手しました。事前に島酔潜人さんが連絡をしてくれていた人なのですぐにわかりました。まだスタート前なのに、大きな声で何度も「○ちゃんガンバレ」と応援されて恥ずかしくなりました。
 そんなこんなで写真を撮るのも忘れてスタート位置に向かっていたら、号砲がなってしまいました。あらら!

 
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 スタート2分後にはこの強烈な坂が待っていました。これから延々と130mも登るんです。普段、平坦地しか経験のない○には地獄の坂です。女性の27番(女性の優勝者です)は軽々と駆け上がっていきますが、ついていけません。(T_T)

 
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 こんな感じの急な上りと、当然復路は急な下りです。某所から頂いた写真を合成してみました。(^^ゞ
 ので、実際に一緒に横を走ったわけではない仲間が一緒に走っているように見えます。(^^)v

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 約10分間登り続けると、小高い丘になりますが、そこに集落があります。平坦になったところに鳥立神社がありました。すみません、云われがどうのと読んでいる暇もありません。

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 急激な下りをぶっ飛ばしながら快走を続けます。気持ちのいい風が最高です。
 と、大漁旗を振って応援している人がいます。近づいてみるとMuraさんでした。ここでも「○ちゃんガンバレ」と大きな声で応援していただきました。Muraさんは選手みんなに応援してくれていたようです。感謝です。

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 ゴール直後です。ふぇぇ〜、あのてっぺんまで行ってきたんだぁ。スンゲー疲れた。平島のTシャツを着ている人がたくさんいます。ゼッケン12番は東京から参加のテツランさんで、立山とかハセツネに毎年参加しているウルトラランナーです。さすがに余裕の走りです。

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 ツッチさんが戻って来ました。女性の白バイ隊員もにわか応援団になって「ハイ、ラストです、頑張って」と応援してくれています。

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 マスター(スパイダーマン)が伴走しながら戻って来ました。マスクになっているから呼吸が出来ないらしく、そうとう苦しそうです。苦悶の表情を浮かべているんでしょうが、外見からは残念ながら表情は見えません。(笑)
 本来の伴走者はずっと遅れているようです。(笑)
 しかし、視覚障害者には酷なコースですよね。

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 島根から参加の最高齢者もゴール直前です。なんと83歳だか84歳だかだなんです。全てのコースで完走します。ツッチさんが戻っていって一緒に走りはじめます。もう、みんなの人気者です。選手が一緒になって声援を送ります。「じぃさん、ガンバレ〜」
 ほんと、元気じぃさんなんです。まだまだあっちのほうも元気だそうです、被験者談。(爆)

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 そうこうしていると、Muraさんがスーパーカブでコース途中の応援から戻って来ました。お願いして大漁旗と一緒に写真をとってもらいました。Muraさんいい顔しています。ご自分の船の名前なんでしょうね「信賢丸」、ちょっとの時間でしたが、お世話になりました。応援ありがとうございました。m(__)m 

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 別れを名残惜しんでいる時間もありません。すぐに乗船させられて、フェリーは岸壁を離れます。例によって村人総出?で見送りをしてくれます。「島のみなさーん、ありがとう。Muraさん、ありがとう」最後は涙声になっていた僕。

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 フェリーは徐々にスピードを上げていきます。何を思ったかMuraさん、波止場の上に駆け上がり全力疾走を始めました。僕達ランナーより速いくらいです。・・・まさか、まさか、、波止場の先端までフェリーと競争ですか?

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 そうでした。真っ赤なうちわと大漁旗を持って波止場の先端まで走り、最後まで見送りをしてくれました。NHKのドラマみたいな展開です。もう、この頃はうれしくて涙がとまりません。

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 フェリーが見えなくなるまで、人間が誰だか確認できなくなるまで大きく手を振って別れを惜しむ姿に感動しました。Muraさん、初対面にもかかわらず目一杯応援して頂き本当にありがとうございました。次回は、お酒を持って伺いますね。

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 さらばじゃ、平島! つい先程、あそこのてっぺんまで走って行ってきたんです。

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島の先端にはこんな綺麗な奇岩があります。海の色は真っ青でとても綺麗です。飛び込んで泳ぎたくなります。 

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 走行結果 平島 4.1km 20’39” 区間順位:22位 (いやはや、急勾配に負けました)

 
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
○さん、こんばんは。

こりゃもう、涙、涙ですね。
ランナーにとって応援はいつでもうれしいのでしょうけど、
初めて会った人が堤防を走ってきては…。
80歳超えのおじいちゃん、これからも頑張ってほしいですね。
momomo
2012/11/13 03:05
すごいなぁ〜 あの坂走ったんですね。
最高齢のランナーすごい... 30年後にこんなに元気に居られるかな?... あっちも。
MURAさん、やっぱりいい人だ... きっと一杯ひっかけてたと思いますよ。:-)
船での別れはなんかしみじみしますね。
島酔潜人
2012/11/13 09:11
>momomoさん
 沿道からの応援によってランナーはどれだけ元気づけられるか計り知れません。実力以上のものがでます。
 島に着く前からワクワクしていましたが、いきなり声をかけられるとは思ってもいませんでしたので嬉しかったです。まして、初対面なんですからね。
 おじいちゃん、走ることだけ頑張って欲しいです。(笑)

2012/11/13 23:44
>島酔潜人さん
 島の人でも、この坂を登るのはしんどいのではないでしょうか。ほんと、泣きそうになりました。
 それにしてもMuraさんむっちゃ明るい人でした。交わした会話は二言三言でしたが人間性は十分に伝わって来ました。素晴らしい人を紹介しくださってありがとうございます。今度は、一緒に酌み交わしたいですね。

2012/11/13 23:46

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