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zoom RSS 塩見岳

<<   作成日時 : 2009/08/04 22:44   >>

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 深夜0時過ぎても雨は一向に止む気配もない。「この分だと塩見岳は中止して、チンだな」と半ばあきらめ。こういうときにテント泊だとなんとでも融通が利くので便利である。テン場さえ確保しておけば日程にも食料にも余裕がある。

 3時頃、ポタポタという滴の音を聞きながら、恐る恐るテントのジッパーを開けてみる。
 「おぉぉぉ、ままま、、、満点の星
 天の川が一面に広がり、オリオン座が西に傾いている。久しぶりに浴びる星のシャワーに感激。でもとても寒くてカメラを持ち出してセットする気にもなれない。シュラフに潜り込み、首だけテントから出してしばし星空にうっとり。都会では味わえない贅沢。
 テン場からはご来光は見えない。近くの山々が遮っている。でも、好天には違いない。長袖シャツにフリースではすごく寒い。下界では考えられない天然のクーラーが効き過ぎている。

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 塩見岳往復に出かける。三伏峠から塩見岳往復はCTは約8時間。これに休憩を入れると10時間以上はかかるだろう。5時にテン場を出発。サブザックだけの荷物は軽くていい。
 三伏山ではまだ太陽が出ていなかったが、本谷山ではすでに陽は高くあがっている。うっそうとした樹林帯を抜け、塩見小屋には3時間で到着。塩見小屋は平屋建ての小さな山小屋で、定員は30名ぐらい。キャンプ場のロッジ風の小屋が2棟建っている。天気がいいので布団干ししている。眼前には塩見岳。武者震い。

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 最後の難関は岩場。反対側はすっぱりと切れ落ちている。先行者は冷や汗をいっぱいかきながら必死で登っている。言葉も出ない。

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 天狗岩を過ぎるといよいよ塩見岳核心部。登りながらずっと考えていたのは、この山って「剱岳」に似ているってこと。剱岳の前剱が塩見岳の天狗岩に相当するし、剱岳のカニの縦バイが塩見岳の核心部に相当する感じだ。前から下ってきた女性が「ライチョウの親子が山頂直下にいますよ。2カ所で見ました」と言ってくれたので、元気100倍。

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 怖い岩場を登りながらも可憐な花を咲かせる高山植物を堪能する。花は別途掲載予定ですが、ここではチシマギキョウだけでも。

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 苦労して登った塩見岳山頂。富士山が雲に隠れようとしている。三角点のある西峰(3,047m)より東峰(3,052m)の方が5mほど高い。ここで至福の時間を過ごし、飽きることのない景色を眺める。腹が減ったので山頂ラーメン。

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 怖い怖い下りを慎重に降りる。ライチョウを探したがついに現れなかった。
 塩見小屋に降りてきたら、さっきの女性(塩見小屋のバイトだった)がいたので「ライチョウ見えなかったよ」と言うと「あぁ、そうですか?」チョン。ここのトイレはまた変則で、便袋なるビニール袋を200円(100円?)で購入し、その中に用を足すというとても衛生的なシロモノ。便は持ち帰りではなく、そばの箱に入れるらしい。残念ながら○はここでは催さなかったので未経験のままで終わってしまった。

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 三伏峠までの戻りもきつかった。本日の行動時間は、結局11時間だった。夕方16時にテン場に戻り、水汲みに往復30分。食事が終わったとたんに、またもやものすごい雨に見舞われる。ついているな。


(つづく)
 本ブログは事後編集です。詳細はこちらに掲載しました。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
チシマギキョウ、室堂で見れました追加してみます真偽は?ですが。
それにしても見てるだけで命が縮まりました。
あ〜ちゃん
2009/08/09 13:13
>あ〜ちゃん
 慣れとは恐ろしいもので、最初だけ怖くて、そのうちに平気になります。
 チシマギキョウとイワギキョウ、何年経っても間違います。

2009/08/09 20:59

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